CAREER

Round‐table talk

上司と部下の語らい

仕事に誇りを持ち、楽しめる仲間たちと街づくりの「起点」をつくっていく。

Round‐table talk

住宅事業本部事業創生部で住宅アセットの用地仕入れを担当する3人。
20年以上にわたり住宅事業に関わってきた里井課長のもとに、3年目の宮本と新人の橋本が加わり、
デベロッパーとしての基礎を培っています。それぞれが個別の案件を進めながらそれを「チームプレー」だと
語る3人が、日々の仕事を語り合いました。(2020年12月実施)

members

  • 里井 貴俊

    住宅事業本部 事業創生部
    担当課長

    里井 貴俊

    1999年NTTグループ他社からジョブチャレンジ制度を利用して転籍。以来、20年以上「住宅事業とともに歩んできた」と語る。一見強面ながら面倒見の良さで知られるとは、部下の宮本評。

  • 宮本 歩実

    住宅事業本部 事業創生部
    (取材当時)

    宮本 歩実

    2018年入社。経済学専攻。社員たちが醸し出す温かさ、志の高さに惹かれ入社。NTT都市開発ビルサービスで分譲マンションの管理業務を2年経験した後、2020年7月から用地仕入れの部署へ。後輩の橋本いわく「いつも明るい人」。

  • 橋本 大征

    住宅事業本部 事業創生部
    (取材当時)

    橋本 大征

    2020年入社。現象数理学専攻。大学まで野球一筋で、大きいものをつくりたいという思いからデベロッパーを志望。用地仕入れは希望通りの配属だった。上司の里井が自分の野球チームに誘わないのは、ポジションを奪われるからだとか。

社外でも社内でも、
関わるすべての相手を
リスペクトする姿勢を学びました。

一年半ぶりの出会いで元部下の成長を確信した

橋本里井さんと宮本さんはNTT都市開発ビルサービス(現NTTアーバンバリューサポート)に出向されていたときも、同じチームだったんですよね?

宮本そう、里井さんが私の最初の上司。1年もしないうちに異動されましたけど、「どんな仕事でも自分に還元されるものがあるから全力で取り組め」と教わりました。今でも自分の基本スタンスとなっています。

里井宮本さんは最初クールな印象だったけど、初めてのお客様対応が思うようにできなくて悔し涙をうかべながら懸命に取り組んでいる姿を見て、内に秘める熱さみたいなものを感じたよ。

宮本その後に「いい顔してたよ」と言っていただいて、気が楽になったと同時に、絶対に成長してやるって思いました。

里井1年半ぶりにまた一緒のチームになって、立派に成長していることを確認しました(笑)。橋本君は配属されてまだ半年だけど、もうほとんど一人で業務をやれている。時々新人であることを忘れてしまうくらい。

橋本まだ全然です。基本業務は一通り経験できたのでまたトレーナーの方とマンツーマンやらせていただいたら、足りないものがたくさん見えてきました。

アセットを増やしてきた住宅事業に 「街づくり」という大きなテーマ

宮本橋本君はまず自分の考えを持って、相手が誰であってもそれをしっかり発信している。私も見習わなければっていつも感じさせられてる。用地仕入れの仕事は自分で志望したんでしょ?

橋本はい。新人研修でこの部署のことを聞いて、デベロッパー業務の起点をつくる仕事だと思いました。自分は大学時代ずっとキャッチャーをやっていまして、ピッチャーのような華やかさはないけれど、扇の要として全員と連携しながらプレーをすることがすごく楽しかったんです。今の仕事とよく似ていて、なんだか自分に向いている気がしたんです。

里井「起点をつくる」という考えは同感だな。私がこの会社に入ったころはまだ分譲マンションの用地だけを探していればよかったけれど、今はアセットが増えて賃貸マンションや高齢者向け施設に、「つなぐTOWN」といった複合的な事業もある。CREとして提案したり、いくつかの企業と協業するケースも増えてきた。そしてNTTアーバンソリューションズができて、「街づくり」という大きなテーマが加わった。用地仕入れは、一つひとつの土地の可能性をつくり出す仕事だと思う。

いつも謙虚で前向きで、
周囲から信頼を得ている
お二人に憧れます。

個人プレーであっても チームプレーを忘れない

宮本里井さんは用地を仕入れた後の住宅業務もたくさん経験されてきて、仕入れにともなうリスクが見えてしまうから余計に難しいんだとおっしゃっていました。私にもその難しさが少しわかってきたところです。今は経験が足りない分、納得のいくまで情報をそろえてから判断をしようと心がけています。

橋本僕は最初に腹をくくって動き出してしまうタイプなので(笑)、リスクを見ること、丁寧に調査することの大切さを日々教わっています。それでもやっぱり、この仕事は面白いと思いました。何かをつくり出そうと考える時間も、それに向かって行動する時間も楽しい。そして何より、仕事を楽しんでいる人たちに囲まれていることが一番楽しいです。

里井そう言ってもらえるとすごく嬉しいな。この業務は基本一人でやることが多いけれど、誰かが困ったときにチームですぐに連携できることが大事だと思ってる。そのためには、誰が今何をやっているか、チームの全員が把握しておく必要がある。みんな自分のことだけじゃなく、いつもチームのことを考えてくれているから助かるよ。

宮本確かに、個人プレーをしている感覚があまりないですね。以前のチームでは人数が多くて里井さんと直接お話する機会が少なかったですが、今はメンバー一人ひとりが里井さんとつながっているので、安心感も大きい。

橋本同期からは、仲が良いとか活気のあるチームだとよく言われますよ。

里井それもまた嬉しい(笑)。私が一から十までカバーするより、まずは各人がそれぞれのやり方で走って、こぼれてきたところを自分が拾えばいいと思ってる。そしてもしも誰かが挫けそうなときは、チームの力で、その状況から脱け出せるよう関わり続けていきたいね。

この仕事をやり遂げることで何が得られるか

橋本「責任を持つからやってこい」と言われたらやっぱ燃えます。1年目の社員にここまでやらせて大丈夫かと思うこともありますが(笑)

里井橋本君はフィジカルだけじゃなくメンタル的にも強いことは仕事を見ていてすぐに分かったから、鍛えがいがある(笑)。

宮本私が異動してきてすぐに、大きいプロジェクトを任せていただきましたよね。関係する会社が多くて複雑なスキームには驚きましたけど、これをやり遂げることで何を得られるかまでお話しいただけたので、納得して入ることができました。

里井以前に宮本さんの理解力の高さとか仕事の正確さを見ていたから、これは適任だろうと思ったんだ。行き詰まったらすぐに助けようとスタンバイしてたけど、まったく出番はなかったね(笑)。お見事でした。

宮本ありがとうございます。でも私は、橋本君のように周りを巻き込んで突破していく力がほしいです(笑)。

橋本僕は、どんな細かい仕事も苦にしない、宮本さんの緻密さと安定感がうらやましいです。

全員が同じ熱量で、
同じ夢に向かって進む会社。
それを牽引するチームでありたい。

社会への貢献を通じて利益を得る 長期的な視点こそNTT都市開発の真骨頂社会への貢献を通じて利益を得る 長期的な視点こそNTT都市開発の真骨頂

里井二人が組んで仕事をしたらなんだか面白そうだな。ちょっと考えてみるわ。二人とも今の業務にやりがいを感じてくれているわけだけど、今後のキャリアをどう考えてるの?

橋本同期では、デベロッパーとしていろんな業務を経験したいと言うメンバーが多いですが、自分はできればこの用地仕入れで専門性を高めて、スペシャリストになりたいと思っています。

宮本私は、里井さんのように住宅事業のすべてを経験して、住宅のプロフェッショナル、プロジェクトマネージャーになりたいと思います。もちろん他の事業での経験も積んで、それを活かせれば最高です。

里井今日は嬉しいことばかりだなあ(笑)。私が20年以上NTT都市開発の住宅事業に関わってきて誇りに思うのは、社会への貢献を通じて利益を得ようとする長期的な視点。これはどのデベロッパーにも負けないと思う。だからこの仕事が好きだし、同じ思いを抱く仲間たちにいつも囲まれていたい。自分たちが周りから楽しそうに見えるだけで、充分に会社貢献だと思う。これからもこのチームをよろしくお願いします!

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