CAREER

2年目の視点

世界の歴史や文化に興味があり大学では中東・イスラーム文化を専攻しました。街の文化や歴史を大切にするNTT都市開発に惹かれたのは必然かもしれません。社員から感じる温かさや人あたりの良さ、そして内定者仲間たちの内に秘めるパッションが背中を押してくれました。世界の歴史や文化に興味があり大学では中東・イスラーム文化を専攻しました。街の文化や歴史を大切にするNTT都市開発に惹かれたのは必然かもしれません。社員から感じる温かさや人あたりの良さ、そして内定者仲間たちの内に秘めるパッションが背中を押してくれました。

2019年入社 文化構想学専攻
経営企画部 広報室
大霜 綾乃

2019年4月から7月

配属はびっくりの関西支店。初めての一人暮らしは想像以上に快適だった。

2か月にわたる新入社員研修。毎日のように外出しては色んな物件を見て歩いた。屋上や管理設備まで見られるのはたぶん今だけ、新入社員ならではの特権。
初期配属はNTTアーバンバリューサポート(当時はNTT都市開発ビルサービス)関西支店に決まった。研修最終日、各支店に配属される8人に採用担当の方々や東京に残る同期たちから寄せ書きが贈られ、思わず涙した。
地縁の全くない大阪で、初めての一人暮らしがスタート。上司や先輩、支店の人たちが温かく、一ヶ月もしないうちに寂しさは感じなくなった。大阪はコンパクトシティでとても暮らしやすい。

2019年8月から12月

あの「新風館」の開業前PM担当に。たくさんの刺激と熱量を受け取る。

「新風館」の開業前PMのサブ担当に就く。途中からの参加ではあったが、社をあげた一大プロジェクトに関われるだけで幸せというものだ。毎週のように京都に足を運ぶ日々。さまざまな関係者の意見を吸い上げ、数十ページにおよぶ館内細則をまとめる業務は、難しくも楽しい。
プロジェクトメンバーとの懇親会では、本社開発チームの人たちなどからたくさんの刺激をもらう。自分が入社するずっと前から新風館に携わり並々ならぬ思いで開業を迎える方たちと話せた時間は、きっと私の宝物となるはずだ。

2021年1月から3月

緊張感が走る、初めての賃料交渉。新風館での業務もあと少し。

オフィスビルのテナント様に向けて、初めての賃料交渉に臨む。マーケット動向との比較資料などを作成し、前日の夜遅くまで先輩たちに練習に付き合ってもらったものの、本番は自分でも驚くくらい緊張した。交渉は、提案ではなく「言葉のキャッチボール」。交渉力を高めるには、経験とそれに基づく自信が必要だと感じた。何度も場数を踏み、慣れていくしかない。
コロナ禍で新風館の開業は延期となったが、テナント様向けの開業前説明会を行い、専有部の鍵を引き渡す。館内細則もおよそ完成し、いよいよ開業が迫る。

2020年4月から2021年2月

担当ビルにシェアオフィスを提案。2年目を迎え、任される仕事が飛躍的に増えた。

担当するビルに空室が出た。もともとカフェが入り、採光がとれて視認性も高い場所だったので単なる事務室にするにはもったいない。トレーナーの先輩と協力し、シェアオフィスをAM(建物オーナー)に提案。当時、資本業務提携を結んだばかりのリノベる社との協業も決まり、企画は一気に進んでいった。
入社2年目を迎え、資料作成から社外を含む関係者との打合せのファシリテートまで、任される業務が日々増えてきた。もちろんプレッシャーも大きいが、主体的に取り組むことで理解が深まり、それによって周囲から多くの情報が集まるようになった。自分で回しているんだという大きな手応えを感じた。

2021年3月から6月

部署一丸となって挑んだコンペに勝利。2年間の一番の想い出。そして誇り。

第三者物件のPM業務受託コンペに、コアメンバーとして参加することになった。私にとって、入社以来最大の仕事だ。トレーナーと二人三脚で、ゼロから提案書を作成した。関西支店のこれまでの実績を掘り起こし、首都圏からのサポート(開業前PMチーム)を受けながら、魂を込めて一文一文を紡いでいった。その結果、見事勝利を勝ち取ることができた。PM担当・建築担当が協力し合い部署一丸で挑めたこと(まさにワンチーム!)、部を上げての一大プロジェクトにコアメンバーとして関われたことが、それ以上に嬉しかった。
1年かけて取り組んだシェアオフィスが完成。社内でも好評で、ビルの雰囲気は明るくなったと思う。コロナ禍ということもあり、利用者は徐々に増えているようだ。
仕事もプライベートも最高に充実した大阪での2年間が、間もなく終わる。

2021年7月から10月

広報室での新たな日々が始まる。「人間万事塞翁が馬」で楽しんで行こう。

初めての異動先は、まさかの本社広報室。関西支店を離れる際に上司から「人間万事塞翁が馬」という言葉を贈られた。なるほど、関西支店の配属も希望とは違ったが結果として最高の想い出をつくることができた。今回もそうなるよう頑張ろう。会社全体を俯瞰する立場の広報室での仕事は、誰もが経験できるわけではないのだから。
着任早々から、TVCMの撮影や記者会見の対応など、“広報”らしい仕事に走り回っている。利益を上げる部署ではないので今までの業務とは全く毛色が違う。自分なりのゴールはこれから見つけていきたい。

From now on

2つ目以降の部署では基本的な社会人スキルを持っていることが前提とされます。広報の実務経験がなくとも即戦力となれるよう日々の業務にあたっています。自分の頭で考え、当事者意識を持って、物事を進めていくことをこれまで以上に大切にしていきたいと思います。3年目社員としてのマイテーマは「発信力」。広報室は少数精鋭なので、年次が一番下でもそれに甘えず、自己発信し続けていきたいです。

とある1日

  • 7:30出社

    新聞クリッピング。数十種類の新聞から当社関連記事をピックアップし、朝イチで社長や各部署へ届ける

  • 9:00メールチェック・返信
  • 10:00広告代理店とTVCM制作に
    向けたweb打合せ

    絵コンテをもとにシナリオを決めていく

  • 13:00社内イベント(オリンピック関連)のライブ配信

    会場設営や機器接続、写真撮影など

  • 15:30新規のニュースリリース案件
    について他部署と打合せ
  • 16:30社内イントラ・
    公式Facebook新規投稿
  • 17:00諸々資料・決裁作成、
    メール返信

    社名ロゴの商標登録や、広告代理店との基本契約についてなど

  • 18:30業務終了
  • 19:00お風呂に入りながら、
    毎週配信のドラマを視聴

私のオフタイム

関西に住む中で京都の魅力に取りつかれ、毎月(もはや毎週?)のように京都の寺社仏閣やカフェ巡りをしていた2年間でした。東京に異動となった今も、定期的に足を運んでいます。

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